PHP Conference Japan 2025 で登壇してきたのでふりかえる

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はいさい。しまぶだよ。みんなGo書いてるー?

というわけで、6/28に PHP Conference Japan 2025 で登壇してきました。
今回も登壇する前まで修羅場でした、今となってはそれもいい思い出です。はい。いつも通り。

登壇資料

登壇資料はこちらになります。

明示と暗黙 ー PHPとGoのインターフェイスの違いを知る – Speaker Deck

なぜプロポーザルを出したのか

さて、今回はGoのことをメインに話したのですが、それはなぜなのかっていうことを書いておきます。
それはさかのぼること約4ヶ月、わたしは Go Connect #5 でこんなことを話しています。

GoとPHPのインターフェイスの違い – Speaker Deck

そして、Go Connect の主催者であるちひろさんから、こんなフィードバックをいただきました。

「Goだったらそこにはインターフェイス置かないなぁ…」

と。※そのときの発表では、Goのインターフェイスもdomain層(提供する側)に置いていた

そのときはまだPHPerの考え?が抜けておらず勢いで資料を作ったのもあってそこまで深く考えていなかったのですが、言われてみるとたしかに、PHPとGoではインターフェイスを置く場所は改めて違うと感じました。

そこで、「どうにかしてこのフィードバックを活かしたい」、「自分でも改めて学びなおして発表したい」と思いたちプロポーザルを出したという経緯になります。

PHP Conferenceという場でGoの話をするというのは少し躊躇しましたが、プロポーザルを出して良かったと思います。

登壇してみて

Goのインターフェイスは暗黙的、PHPのインターフェイスは明示的である。その上でのメリット、デメリット、設計思想の違いについて自分なりに答えを出してみました。
X上では、おもろかったとか、設計思想の違いについてまとまっていたとか、展開が早すぎてついていけなかったとか色々な感想をいただくことが出来ました。
聴いてくださった方ありがとうございました。

あと、ちひろさんにはプロポーザルをだすきっかけとなったフィードバックをくれたり、なんなら登壇資料の相談にも乗ってもらったりしました。改めて感謝です。

日高屋、おごります!!!!!

反省点

資料を完成させるのが遅すぎ

今回もそうなのですが、資料を完成させるのが遅すぎです。今回に至っては前日にやっと出来上がりました。
これだと誰かにフィードバックをもらっても反映する余裕がありません。考えを改めましょう。せめて1週間前には完成させてフィードバックを受けましょう。

↑ これは永遠の課題

スライド多すぎ

なんか自分のクセのような気がするのですが、スライドの枚数が多すぎな気がします。
なので時間に追われて、すべて同じペースで話しているような気がします。
じっくりと話をしないといけないところなど、メリハリをつけて話せたらいいなと思いました。

印象に残ったセッション

自分の登壇が終わった後、いくつかセッションを見させてもらいました。
どのセッションもとても勉強になったのですが、個人的に一番印象に残ったセッションがこちらです。

PostgreSQLのRow Level SecurityをPHPのORMで扱う Eloquent vs Doctrine by 菱田裕美 | トーク | PHP Conference Japan 2025 #phpcon – fortee.jp

資料がすべて英語だったのでビビりましたが、実際に実務で利用したうえでのメリット、デメリット、EloquentとDoctrineでの比較など、とても分かりやすかったです。
何より、explicit(明示)と implicit(暗黙)という、自分のセッションで使ったキーワードが出てきてシンパシーを感じました。

思い出

弊社カオナビ、スポンサーしていました!

なにかをまじめに話している男

おわりに

改めて、PHP Conferenceという場でGoの話をするというのは少し躊躇しましたが、プロポーザルを出して良かったと思います。
採択してくださって感謝です。登壇できてハッピーです。

スタッフのみなさんもお疲れ様でした!とても居心地が良かったです!PHPコミュニティは温かいですね!ありがとうございました!

おまけ

というのをつぶやいたのですが、まさに今回のがそれで、勉強会でいただいたフィードバックを元にプロポーザルを出してカンファレンスで登壇できた例です。
登壇してみたい人、軽い気持ちで勉強会で発表してフィードバックをいただいてから、少し大きめなカンファレンスに挑戦するのもいいと思います!

みんなでこすり芸をしていきましょう!

作成者: shimabox

Web系のプログラマをやっています。 なるべく楽しく生きていきたい。

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