転職して1年が経ったので雑にふりかえる

投稿日:

2023/05/01 で転職して1年経ったので雑にふりかえってみたいと思います。
※ 1年経っていることもあり、多少脚色が入っているかもしれませn

なぜ転職したのか

コンフォートゾーンを抜けてみたかった。それに尽きると思います。

自分は高校を卒業後5〜6年、ITとは無縁の職種についていて、未経験OKのところからプログラマーになったたちです。
その状態で拾ってくれた会社が一度は倒産したものの開発メンバーだけ別の会社に移動/移籍?した、ちょっと変わった経歴を持っています。
つまり、会社は変わっているが一緒に働いているメンバーはそんなに変わることなく10数年を過ごしていた状態になります。

その状態で何が起こるかというと、気づけば自分はベテランの部類に入り、自分の意見がけっこうすんなり通ってしまうような悪く言えば「ぬるま湯」、そんな環境になってしまうわけですね。

そんなある日、ふと我に返ったとき、「うーん、このままでいいのだろうか…ワイはまだ成長できるし何かやれるのではないか?」という思いが謎によぎるわけです。
自分の所属していた会社は、受託開発がメイン(いわゆるSIre?)というのもあって、現場ではプロパーとの壁を稀に感じることもあり、プロパー側、自社サービスを開発している会社に所属してみたいゾ、ぬるま湯から脱出してみたいゾってなった次第です。
あと、年齢もアラフォーで、やるなら今しかねぇ!!という一種の締め切り駆動があったというのもあります。

そこから転職サイト的なものに登録して、なんやかんやで転職が決まり今に至っています。
もしもアラフォーで転職するべきか悩んでいる人がいたら、とりあえず動いてみることをおすすめします。自分のような未経験、高卒でキャリアを歩んだ者でもなんとかなったんで。

閑話休題。

ここから、転職して現在に至るまで何があったかを書いてみます。

最初の3ヶ月

最初の3ヶ月、オンボーディング期間というんですかね、正直に書くととりあえず辛かったのを覚えています。

初めての環境で、何をどうやればいいのか全く分からん、これをしたらどうなるのか全く分からん、誰が何をやっているのか全く分からん、つまり何も分からん。そんな毎日を過ごしていました。

今となってはそんなの当たり前でしょと思うのですが、まぁそれほどテンパっていたのでしょうね。
周りに頼る術も知らず、無意味にしんどかったです。

フルリモート、慣れている環境だと快適なのですが、慣れるまでというか、そこに持っていくまでがものすごく大変だなぁと、少なくとも自分はそう思っています。今でもです。

転機

そのような全くフィットしていない状況を見かねてか、当時のMgr(マネージャー)とEM(エンジニアリングマネージャー)が、チーム開発を体験できるタスクを与えてくれました。
これが地味に良くて、ここからちょっとずつ、この会社でのチームとしての開発の進め方に慣れることが出来たのかなぁと思っています。
(それまでの開発タスクが個人で解決していくようなタスクだったので、このやり方であっているのかなぁと疑心暗鬼でした)

こんな感じで、ちょっとミスマッチな部分もMgrやEMが拾ってくれて調整してくれるのも弊社のいいところなのかなと思っています。
注意点としては、きちんと自分の状況を話すというのが大事ですね。自分は1on1で、毎週Mgrにうまくやれていない気がすると泣きついていましたので。。

自分は何ができるのか

MgrとEMによって多少は仕事に慣れることが出来たのですが、他の人の力に頼ってばかりではいけません(突然キリッと)。
自分はこの会社のこと、他のメンバーのことを知らないですと、じゃあ自分のことは知ってもらっていますか?と思うわけですね。
ください、ください、だけじゃアカンわけです。まずは与えないと。

そんなわけで、自分は何ができるのかを少しでも知ってもらえたら何かが変わるんじゃないかと思い立ち、隔週で行われている勉強会で発表してみよう!と奮い立ったわけです。
発表したのはネタみたいなやつだったのですが、自己紹介も兼ねつつ面白い感じで伝えることが出来たのではないのかなと思っています。
実際問題それで何かが変わった感触はあまり無いんですけど、少なくともエンジニアに向けて発表は出来たのだから多少は自分のことを知ってもらえたのかなと。これによって、あとは他の人をこつこつ知っていこうと思えたわけです。

このあと2回ほど勉強会で発表したのですが、そのうちの1回でyoutubeデビューできたのは思わぬ副産物でした。


自分から行動する大切さというのを改めて学べたと思っています。

とりあえず自分は何ができるのかを知ってもらうのは、馴染めない環境において有効な手段だなと思います。はい。

現在

というわけで、はじめの3ヶ月は辛かった、それを打ち破るために人の手も借りつつ自分が何ができるのかを知ってもらったということを書きました。
で、現状は?というところですが、最初に所属したチームとは全く違うチームにいます。

今のチームでは、Goを使ったAPIを開発しています。自分は生粋のぺちぱーですよ。それなのにGoですよGo。ぺちぱーではなく、Gopherです。いやPHPも書くんですけど、これまた全く分からん環境です。しかも、他チームや他部署との調整役もお願い :はーと: 。みたいな。いや〜、厳しいなぁ。

ただまぁ、先に書いたとおり自分から行動するというのは学べていたので、チームが変わると言われたときも覚悟を決めて挑むことが出来ました。
…いや嘘です。チームが変わって数ヶ月は辛かったっす。はい。

そこをどう乗り越えていったかというと、やっぱり基本的には自分から行動する、これしかないかなと。

例を挙げると以下の通りで、

  • 分からないものは分からないと言う
  • やったことがないものは、とりあえずやってみる

前者は基本だとして特に大事なのは後者の、とりあえずやってみる。ですね。
とりあえず勇気をもって、やったことがないものを少しずつやってみるのが大事です。

一回もやったことがないからビビるのであって、一回やってみると意外になんでもなかったりするんですよね。
新しいシステムを組む際は他部署との調整、相談があったりするのですが、話すまではめちゃくちゃビビっていたのが話してみると意外に通じ合えたりします。

こんな感じでとりあえずやってみる精神で、日々過ごしています。

これから

「守破離」でいうところの「守」をとことんやってきたという感じなので、これからは「破」をちょっとずつ出せるようにしていきたい所存です。
※「離」はもうちょい待ってほしい

あと至極当然なことですが、もっとスキルアップをしていきたいなと。
というのも、弊社はできる人,分かっている人がめちゃくちゃおり、日々学びをしていかないと生き残れない環境でして。。(だが、それがよい!)
なので単純にプログラミングがんばっていきたいデス。

おわりに

コンフォートゾーンを抜け出したいなぁと思い立ち転職をしてみたわけですが、コンフォートゾーンを抜け出すことの難しさを学んだ1年だったと思います。
まだまだ抜け出せていないなぁと感じていますが、一歩ずつ抜け出せるように足腰を鍛えていくぞ。やっていき。

作成者: shimabox

Web系のプログラマをやっています。 なるべく楽しく生きていきたい。

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