そしてねこになりそして父になる

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今日は娘の幼稚園で餅つき大会があった。

ただ餅をついて食うだけでなく、その後に有志で集まったお父さんによる劇の発表会が毎年あるのだけど、それに参加してきた。

少し早めに集合して、配役を決めるためのくじ引きをして軽くリハーサルみたいなのをした(参加者は7人だった)。
そこでひいたのが、ねこ役である。ねこは娘も好きなので、先生からも「おぉ、なんかピッタリですね」みたいなことを言われた。娘と僕との運命を感じた。

そのあと一旦解散して、餅つき大会を楽しんだ(劇はその後に開かれる)。餅だけでなく、焼きそば、ウインナー、豚汁もあった。
そこでも有志のお父さんたちが餅をついたり、焼きそばを焼いたりしていた。
劇に参加する人でそれらのお手伝いもするというハードな人もいたけど、自分にそこまでのパワーは無かった。

実は昨日から若干緊張していたというのもあり、豚汁の味も自分の中では薄れていたと思う。

餅つき大会が終わり、劇の時間になって、緊張MAXとなったがリハーサルどおり無事終わった。
(本当に簡単な台本だったし、何も心配は無かったのだけど、こういった劇をやるのは記憶の中を辿ると小学校低学年以来だったのでねこをしている間、足がちょっと震えていた)

自分の中で、セリフはきちんと大声で言おうと決めていてそれは達成できたのでよかった。
劇中、ねこが呼び出される場面があってそこで返事をするだけだったんだけど、

他のパパ : 「お〜い、ねこ〜きておくれ〜」

というものに対し、

自分 : 「はいニャーーーン」

というベタなアドリブを入れた。全力で。大声で。
ほかにもチャンスがあればアドリブを入れてやろうと考えていたんだけど、いざ実際始まってみるとそんな間も勇気も自分には無かった。でも子供たちはかなり喜んでいたんじゃないかと思う。もちろん、娘も。

劇に参加しよう!!となんで思ったのかは、娘にとって親と過ごせる幼稚園最後の行事だったから。(去年の餅つき大会は何かと言い訳をつけて何もしなかったというのもあったけど、)だからこそ、記憶に少しでも残ることをしてあげようと思った。
※ 劇に参加するのはサプライズで、娘には何も教えていなかった

ちなみに息子(お兄ちゃん)もいるんだけど、娘はお兄ちゃんとは違う幼稚園に通っていて(※お兄ちゃんが卒園した後に違う幼稚園に転園した)、お兄ちゃんが通っていた幼稚園ではそういった親による演劇みたいなものはなかったから、初めてその劇を見たときに「あぁ、娘が年長になったら絶対に参加しよう。」と心に決めていたのであります。

正直思ったのは、「それをするとなったら緊張してどうにかなりそうだからなるべく避けたい」といった類のものは、いざやってみると「やって良かった」と感じられることのほうが多い。ということ。劇に参加してよかった。

p.s. 帰りに、「はいニャーーーン、って変な返事」ってちょっと不満げに、でもすごく嬉しそうに娘に言われた。いつまでもそのままでいておくれ。

作成者: shimabox

Web系のプログラマをやっています。 なるべく楽しく生きていきたい。

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